湖北の風景1

琵琶湖の北側、湖北エリアに興味を持ったのは大学生の頃からだと思う。
私は大阪南部、泉州地方で育ったが、水道水は淀川の水であり、元をたどれば琵琶湖の水である。

現在、私の居る湖北町からは、東にかつて浅井氏の城があった小谷山、西に山本山その左には竹生島や湖西の山並み、南東には信長が陣を張っていた虎御前山、その背後には滋賀県NO.1の伊吹山から、北東方向に滋賀県NO.2の金糞岳に続く山並みが連なっているのが見える。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~kayose/sizenhodou/291-300/toragozenyama070205.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E7%B3%9E%E5%B2%B3

この湖と山に取り囲まれた地形は、泉州地方の地形に似ている。
つまり小谷山は、雨山に形が似ているし、雨山にもかつて城があった。
http://www.geocities.jp/saeranosushi/hiking2005/0127ameyama/ameyama.htm
http://www.asahi-net.or.jp/~qb2t-nkns/ameyama.htm

琵琶湖は大阪湾、湖西の山並みは淡路島、伊吹から北に連なる山並みは和泉山脈に置き換えれば、そっくりな地形である。
http://camepota.net/tour_rep/project/izumisanmyaku/index.html

湖北と泉州は、「水」で繋がっている訳であるが、双方に似たような地形が広がっていたという事実は興味深いと思う。

(奥琵琶湖パークウエイから、山本山、小谷山、伊吹山をのぞむ)