湖北の風景3

ここ湖北地方と、私の故郷である泉州地方の共通点であるが、他にもいくつかある事がわかった。

湖北というと、今でこそ田舎であるが、戦国時代には日本の中心地であった事は、NHK大河ドラマ江〜姫たちの戦国〜」でも理解できる。織田信長豊臣秀吉徳川家康の相互関係などは、ドラマをみて初めて理解できた。受験勉強では、なかなか歴史の本質は解らないものである。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E3%80%9C%E5%A7%AB%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E6%88%A6%E5%9B%BD%E3%80%9C
http://www.nhk.or.jp/drama-blog/99280/

この地域が戦国の中心であった理由は、一つには、「米原」という地名が示すように豊かな穀倉地帯が広がっている事、(かつては米の実物経済であった)、またここが近畿、中部、北陸の中継地点となっているためである。現在でも、この辺りは中日新聞を読んでいる人が、京都新聞よりも多い。

湖北の地形を把握するには、賤ヶ岳に登るのがオススメである。リフトがあるので、比較的簡単に山頂まで行ける。山頂からの風景は最高である。リフト乗り場は、木之本ICを下りてすぐであるし、JR木之本駅から田舎道を歩いても良い。
http://www.ohmitetudo.co.jp/shizugatake/index.html
http://kosoku.jp/ic.php?ic=%E6%9C%A8%E4%B9%8B%E6%9C%AC

山頂では、晴れた日には地元のボランティアの方々が、戦国の歴史について、風景を指さしながら解説してくれるだろう。戦国時代は、トップは責任をとって腹を切ったりするのであるが、有能な人材は、結構、転職したりしている。七本槍の一人、片桐且元などもその例である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%87%E6%A1%90%E4%B8%94%E5%85%83

私は、2010年の12月から、2012年の4月まで湖北工業にお世話になったのであるが、NHK大河ドラマと重なっているのは偶然の一致である。 会社では、かつて大学時代に卒業研究でお世話になった先生や、電力会社の研究所時代にお世話になった研究者と、仕事を通じての再会があった。これについても不思議という他ない。