社会の2相(1)
今回の参議院選挙は、インターネットは解禁されなかったが、それでもネットの利用は大幅に進んだものであった。争点は、日本の借金をどうするのか? という事であったと思う。
20代とか若い世代は、借金をまじめに返済しようと考えるので、自民党の支持率が高い。自民党比例区でトップ当選の片山さつき氏のHPはさすがに良く出来ている。トップ5に女性が並んでいる状況は、壮観でさえある。ライブフェイスはインパクトがある。
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http://www2.asahi.com/senkyo2010/kaihyo/C02.html
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しかしながら片山氏は、日本の借金がなんとかなると本気で考えているのであろうか? なんとかなるのであれば、自民党の長期政権時に対応していたハズである。さっさと破たんして、IMFとか外圧でもって、既得権にメスを入れるのも一つの方法であろう。
経済のパイが縮小傾向にあるのだから、仲良く分け合いながら、今後の成長戦略を練るのが日本のとるべき道のはずである。金融規制強化に見られるように、勝ち組が無条件に許容される時代は終わった。透明性を確保しながら、社会主義的政策が強化されるのは正しいと思う。
http://www.asahi.com/international/update/0713/TKY201007130587.html
民主党を支持しているのは、子供手当、高校無償化にみられるように、生活者重視、勝ち組になれなかった大多数の人々と、労働組合であり、両者の利害は必ずしも一致しない。メーデーに行くとわかるが、労働者として行進しているのは、大企業の社員や官公庁の公務員ばかりである。
民主党が昨年、政権交代に成功したのは、前者に焦点を当てたからであり、今回の参議院選挙で負けたのは、後者を優先したからである。財政が破綻して、ギリシアのように公務員の給与とか、年金を強制的に切り下げる事態に陥ると困るのだ。
http://www.youtube.com/watch?v=y9EsCIEljMo&feature=channel
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因みに、ギリシアの自殺率は、日本の1/7、SEXの回数は、日本の3倍だそうである。経済はともかく、どちらが社会的、人間的に正常かは、議論の分かれる所であろう。
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