ビルゲイツと原子力

ビルゲイツが次世代原子炉の開発に乗り出すという。60年間連続運転可能な10万キロワット級原子炉を東芝と共同開発し、世界に普及させる構想のようである。年齢的にも人生を賭けた最後の挑戦になるだろう。
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819696E0E1E2E3E68DE0E1E2E1E0E2E3E29F9FE2E2E2E2

もちろん、原子力の専門家からは、実現を疑問視する意見も出されている。しかし、個人が社会のために私財を投げ打って挑戦するという姿勢は尊重すべきであろう。

京都も、昔は、私財を投じて運河の開削工事をしたり、小学校を建てたりといった事はあったのであるが、最近は残念ながら、そのような話は聞かなくなった。寄付文化が失われたのは、公的部門が大きくなり過ぎた弊害である。
http://inoues.net/club/suminokura_ryoui.html

シリコンバレーから、新しいエネルギー文明が誕生する事を期待している。

TEDでの講演
http://www.youtube.com/watch?v=JaF-fq2Zn7I

参考資料
http://d.hatena.ne.jp/ColdFire/20100213/1266046459
http://d.hatena.ne.jp/ColdFire/20100323/1269319791
http://www.nr.titech.ac.jp/~hsekimot/CANDLE050418.pdf