シンガーソングライター

楽家演奏家とシンガーソングライターが居るように、研究者の世界にもあって良いはずだと思う。

シンガーソングライターの目的は、「自分の芸術」を創り出す事にある。研究者の世界にも、社会的な問題意識や、「自分の研究」へのコダワリが極めて強く、既存の枠組み(特に企業)の中で研究する事に耐えられない研究者が居るはずだ。

多くの場合、「研究」という行為がペイしない活動であるため、そのような研究者は社会的に持続可能ではない。 ただ有限の持ち時間を考えると、彼らは独立せざるを得ないのである。

もちろん経済的工夫は必要ではあるが、真に新しい領域を切り開いていくのは、シンガーソングライター型の研究者だと思うし、私自身そのような者でありたいと思う。